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もう1人の主人公「一乗寺賢」と
遼の動機について。
(参考:「#21話以降の賢の物語 by吉村元希」)

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なぜ賢の話をするかと言えば、簡単です。
「タッグテイマーズは賢の話だから」です。

タッグは要するに、
一乗寺賢ヒストリーのエピソード・ゼロ、
「賢がいかにしてカイザーになったか」を説明する話です。

作中で秋山遼は徹底して賢の「兄貴分」として描写されています。
「強くてカッコイイ!」と言い換えてもいいです。
遼は、賢にとってもう1人の「理想の兄」です。

賢は、この話の同年に実の兄を亡くしています。
その辺りの経緯は02本編を見ていただくとして。

タッグのエンディングで、賢は遼を庇って怪我を負いました。
それが元で熱を出して寝込んでいた賢が見守る前で、
「もう1人の兄」の遼までもが「帰らぬ人」になった。

と、いうエピソードを「賢の側から」描写したものが
タッグ~D‐1です。

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■参考:D‐1のエンディング

>あれから一週間経った…
>まだリョウさんは帰って来ない

>きっとリョウさんは新しい冒険をしているんだと思う
>根拠は無いけど、そんな気がするんだ…
>あの人は僕と違って本当のテイマーなんだ
>どんなところにいっても
>どんな世界であっても…
>それがデジタルワールドであるかぎり
>きっと誰かがリョウさんを必要とすると思う…
>だから本当に思うんだ
>何年先になるか分からないけど
>きっと、また会えると思う…
>そのときは見たこともないデジモンを連れて
>「よう! またせたなケン」とか言って
>帰って来るんだ…
>そんな… 気が するんだ…

>THE END
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逆に、これを「遼の側から」見てみると、
大事な「弟分」が自分を庇って重傷を負った話です。

このとき遼はこう思ったんじゃないですかね?
「賢を守れるくらいもっと強くなろう」って。

ちょうどそのタイミングで、D‐1大会に誘われた。
「強さ」を求めて、無理してでも参加しますよ。
ひょっとすると、後悔や自罰的な気持ちも在ったかもしれない。
だからD‐1の最後に、賢の回復を待たず、誰の助力も得ず、
1人で戦おうとしたのでは?

しかしこの話が「賢の側から」描写されているために、
遼が本当は何を考えていたか読み取ることはできません。

できないんですよ!!!!!!!
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