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秋山遼=生贄説。
(参考:『人身御供論』大塚英志著)

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え、まって待って昔話の構造でブレイブ読めるけど、シナリオライターが意図的にそれやってたらちょっとかなりアレですよ? 私が深読みしすぎてるだけの方がいい…
6/12
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■根拠
D-1で遼が「パートナーなし」と呼ばれる特異な存在であることが描写されます。
通常、生贄は「特異な存在」が任命されます。
綺麗な心、色素異常、超能力… どこか「普通でない」子供。
その意味で、遼は他のどの子供よりも生贄向きの素材でした。

■邪神
ムーン=ミレニアモンとズィードミレニアモンは「邪神型」です。
首が少ないですが、ヤマタノオロチのようなものです。
生贄作戦、有効です。

■人身御供譚
基本は、善人が化け物の生贄になる話。
食われる、結婚する、殺して逃げる等のバリエーションがあります。
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■発想の飛躍
ブレイブで突然ミレニアモンが遼を「我の恋人」と呼んだ件について。

変だと思いませんでしたか?
幾度も殺された恨みなら、わかる。憎しみが云々と言うのも、わかる。
その執着を「恋」に例えるのは、二次創作でならよくある話だけれど、
原作側が好んで使うような比喩ではないんです。

ここで前述の話。
人身御供譚の中に「結婚する」話があります。
形式だけでも、ガチでも、どっちでもいいのですが、よくある話です。
神様に嫁入りする話。嫁入り=生贄です。

神様が生贄を嫁(恋人)呼ばわりしても何の不都合もありませんね?
遼が女子だったら遠慮なく「嫁」と呼んだと思います。

…という読み方ができるんですよ、この台詞。
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■化けの皮
遼=生贄と仮定します。
だが四聖獣は、生贄をただ邪神に与えてやるのではなく、
「生贄の皮を被った英雄」によって邪神を倒そうと試みた。
例に挙げたヤマタノオロチも、酒壺に隠れて倒したわけで。
四聖獣が持たざる者・遼に与えた武器が蠱毒(呪的手段)だった、
とも読めます。四聖獣の意図を好意的に読めば。

でも遼に肩入れしてる私には、遼が「行方不明」になり、
「深い傷」を負って「記憶喪失」になったところから
四聖獣は遼が「死んでもいい」と考えていたように思えてなりません。

でなければ。
呪術よりもっと「綺麗な」手段を遼に与えていたのではないか?
(例えば、聖なるデバイス=デジヴァイスなど。)
と、考えていくとどうしても四聖獣への疑念が払拭できません…。
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(※余談。)

■神殺し
昔話の構造によると、
生贄にされても自力で神を殺して無事に逃げた者は、報酬を得ます。
なぜなら人身御供譚が通過儀礼譚にすり替わるからです。
元の話とは逆に、殺される神が主人公にとっての生贄になります。
その場合の神=生贄は「善人」として描写されることが多いです。

殺される神=生贄=モノドラモン、と仮定すると、
(ミレニアモン=邪神と同一存在となる裏表のキャラクターなので)
ブレイブの最後でモノドラモンが「犠牲死」したのは、
遼を生贄にしないために殺される神=生贄になったから。

ゆえに、ブレイブ後の遼は生贄の運命を免れ、報酬を得ている。
その証拠に、ブレイブ後の遼=テイマーズの遼は、長らく持ち得なかった
デジヴァイスやパートナーを持って現れたでしょう?



※ちょっとここの部分、構造論すぎて根拠が足りてませんので
こじつけ、余談だと思ってください。
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