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エニアック→十進法。有名な方。1946年2月14日に初公開、1955年10月2日まで使用された。 アタナソフ→二進数。こっちが元祖。1939年10月に試作機が完成、11月にデモンストレーションが行われた。 ということでヤツはそんな時代に居たことに。大昔じゃないか。

誰がWSシリーズのシナリオ書いたんだろ。裏話とか知りたいわぁ(*´ω`)
5/22
(※かの有名な『ENIAC神話の崩れた日』の記述が正確ではないという説もある。
ガチオタとこの件について話す場合は要注意だ! お姉さんとの約束!)
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「エニアック」は世界最初のコンピューターと言われ、時々SFなどでお名前を拝見しますが、「アタナソフ」は滅多に見ないので、ブレイブテイマーはなぜアタナソフを使って2段構え構造にしたのか不思議でならない。二進法の都合だとしたらガチオタすぎてヤバイ。

と、 言うのも。エニアックは二進法ではないのです。当時はまだ二進法への理解が無く、二進法で作っても認めて貰えなかったのです。デジモンは二進法の生物なので、デジモンの祖はアタナソフになるわけです。

なんてPC発展史を組み込んだシナリオ書くなんてとんだガチオタだよね⊂( ^ω^)⊃ヤバイ

多分だけど、TV関係者はそこまで調べてないし、今でも知らないと思う。ゲーム開発部はPC言語の講義かどこかで聞いて知ってたんだろう。と、思うとマジヤバイ。

私はエニアックの模型(真空管の一部)を展示で見たことがある程度のオタクなので… 企画展パンフ買ったので資料が手元に…

PCもちょっと昔はオフコンというのもあったんですよ(詳細はググってくれ)。そしてPCはぱーそなるこんぴゅーたの略で、つまり本来のコンピュータはそうではないのです。OS(Windows)が入って初めて一般個人でも使用できるようになったのです。

初期のPCはワープロの発展形として徐々に広まってました。まだフロッピーディスクが大きかった頃。それより時代が進み、私が最初に親に買ってもらったWin98は当時で30万円以上してました。

WSゲーム内のアイテムがFD(フロッピー)、MO、チップ、プラグイン、CD、HD等々なのですが、FDのアイテムバリエーションが多く、当時のPCで使えた外部装置がFDのみだったという歴史が窺えます…。PC黎明期は音楽CDすら出始めの頃でしたし。

02映画公開時点で、携帯電話の電車内使用がちょっと未来を先取りしてたという時代背景。現実に、利用マナーを注意された期間はとても短かった。当時はそれが一般的な風景になると予想されていた(から、ああいう描写にしたんじゃないかな?)

大輔たちは持ってなかったんだよ携帯電話… 今から思うと石器時代か!ってくらい昔のようだ。携帯電話どころかスマートフォンだって! 超未来!

どっかの情報なんちゃら学科の卒論で既に誰かがPC発展史書いてそうだな。探せばオンラインでホイホイ読めるかもわからん

…脱線した。そういうPCの爆発的な発達を、進化、デジタルワールドの時間の流れ(無印の加速時間)、として描写した辺りのSF感を大事にしたいなぁと思うけど、SF解釈は今も昔もデジクラスタでは流行ってない。それ系のネタ振ったのは小中さんくらいですよ!

テイマーズの大人組の設定はオイシイので上中下巻で小中さんに前日譚の小説を出して欲しかったわ…。無印もファイアーウォールとかデータワクチンウイルスとかの辺りはSF風だったのに、デジタルっぽさは不思議と薄かった。

テマは詳細な設定があるのに、本編で無視して突き進んで、グシャっと握り潰して纏めてしまったフシがあるような気がする。無視した原因はタイアップ(外部)の都合で、小中さんの本意では無かったんじゃないかと… 小中さん、気難しい人っぽいから思い通りにできず腹を立ててああしたのかなって。何となく。

当時、初期案ではインプモンが遼のパートナーになる予定があったとか、色々試行錯誤してるらしき情報が飛び交っていたので、シリーズ構成で揉めてるうちにこんがらがってるっぽいのよね。というか忘れがちだけど小中さんの役職はシリーズ構成だ

なんにせよ関P的にはあの当時遼の物語をやりたかったんだろうな。遼の夏映画シナリオが没になっても諦めず、TVシリーズ名を初期案の「スラッシャーズ」(だっけ?)ではなく「テイマーズ」にして、WS、漫画版、TVと遼関連を出し続けたわけだし。そうと言わずにしれっと遼色のアーク出したし。

「テイマーズ」を採用したのは意図的過ぎると思うのよね。02に出てた四聖獣でカード出したり部下(ディーヴァ)の設定作ったり。四聖獣はアドベンチャー・ゼロ(始まりの5人の話)にも関連付けようとしてたフシもあるし。色々やりたいアイディアがあったんだろうなぁ。全部没ったが。

特に、ロップ+テリアモンの映画採用は思い切ってるなと。作中でずっとグミチョコ呼びしてたのも意味深。大人の事情がひしひしと。

…油断するとデジ話してしまう。重症。秋山にどハマリしたばっかりに不治の病に罹ってしまったorz もう秋山以外のデジモンの話は!しない!!! 期待も!しない!!! そう決めたじゃない!!! バカ!!!!!

(小中さんは「ありす」をこじらせてるので、女の子の話だったなら嬉々としてシリーズ構成すると思う。男の子の話をしたくないから「じゅり」を持ち出したのだ)(※「じゅり」も「ありす」同様、小中さんの持ちキャラです)

つーか、小中さんのリメイク完全版「アリス」を見たい。サイバーランドのやつ。
9/21
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秋山遼=生贄説。
(参考:『人身御供論』大塚英志著)

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え、まって待って昔話の構造でブレイブ読めるけど、シナリオライターが意図的にそれやってたらちょっとかなりアレですよ? 私が深読みしすぎてるだけの方がいい…
6/12
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■根拠
D-1で遼が「パートナーなし」と呼ばれる特異な存在であることが描写されます。
通常、生贄は「特異な存在」が任命されます。
綺麗な心、色素異常、超能力… どこか「普通でない」子供。
その意味で、遼は他のどの子供よりも生贄向きの素材でした。

■邪神
ムーン=ミレニアモンとズィードミレニアモンは「邪神型」です。
首が少ないですが、ヤマタノオロチのようなものです。
生贄作戦、有効です。

■人身御供譚
基本は、善人が化け物の生贄になる話。
食われる、結婚する、殺して逃げる等のバリエーションがあります。
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■発想の飛躍
ブレイブで突然ミレニアモンが遼を「我の恋人」と呼んだ件について。

変だと思いませんでしたか?
幾度も殺された恨みなら、わかる。憎しみが云々と言うのも、わかる。
その執着を「恋」に例えるのは、二次創作でならよくある話だけれど、
原作側が好んで使うような比喩ではないんです。

ここで前述の話。
人身御供譚の中に「結婚する」話があります。
形式だけでも、ガチでも、どっちでもいいのですが、よくある話です。
神様に嫁入りする話。嫁入り=生贄です。

神様が生贄を嫁(恋人)呼ばわりしても何の不都合もありませんね?
遼が女子だったら遠慮なく「嫁」と呼んだと思います。

…という読み方ができるんですよ、この台詞。
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■化けの皮
遼=生贄と仮定します。
だが四聖獣は、生贄をただ邪神に与えてやるのではなく、
「生贄の皮を被った英雄」によって邪神を倒そうと試みた。
例に挙げたヤマタノオロチも、酒壺に隠れて倒したわけで。
四聖獣が持たざる者・遼に与えた武器が蠱毒(呪的手段)だった、
とも読めます。四聖獣の意図を好意的に読めば。

でも遼に肩入れしてる私には、遼が「行方不明」になり、
「深い傷」を負って「記憶喪失」になったところから
四聖獣は遼が「死んでもいい」と考えていたように思えてなりません。

でなければ。
呪術よりもっと「綺麗な」手段を遼に与えていたのではないか?
(例えば、聖なるデバイス=デジヴァイスなど。)
と、考えていくとどうしても四聖獣への疑念が払拭できません…。
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(※余談。)

■神殺し
昔話の構造によると、
生贄にされても自力で神を殺して無事に逃げた者は、報酬を得ます。
なぜなら人身御供譚が通過儀礼譚にすり替わるからです。
元の話とは逆に、殺される神が主人公にとっての生贄になります。
その場合の神=生贄は「善人」として描写されることが多いです。

殺される神=生贄=モノドラモン、と仮定すると、
(ミレニアモン=邪神と同一存在となる裏表のキャラクターなので)
ブレイブの最後でモノドラモンが「犠牲死」したのは、
遼を生贄にしないために殺される神=生贄になったから。

ゆえに、ブレイブ後の遼は生贄の運命を免れ、報酬を得ている。
その証拠に、ブレイブ後の遼=テイマーズの遼は、長らく持ち得なかった
デジヴァイスやパートナーを持って現れたでしょう?



※ちょっとここの部分、構造論すぎて根拠が足りてませんので
こじつけ、余談だと思ってください。
もう1人の主人公「一乗寺賢」と
遼の動機について。
(参考:「#21話以降の賢の物語 by吉村元希」)

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なぜ賢の話をするかと言えば、簡単です。
「タッグテイマーズは賢の話だから」です。

タッグは要するに、
一乗寺賢ヒストリーのエピソード・ゼロ、
「賢がいかにしてカイザーになったか」を説明する話です。

作中で秋山遼は徹底して賢の「兄貴分」として描写されています。
「強くてカッコイイ!」と言い換えてもいいです。
遼は、賢にとってもう1人の「理想の兄」です。

賢は、この話の同年に実の兄を亡くしています。
その辺りの経緯は02本編を見ていただくとして。

タッグのエンディングで、賢は遼を庇って怪我を負いました。
それが元で熱を出して寝込んでいた賢が見守る前で、
「もう1人の兄」の遼までもが「帰らぬ人」になった。

と、いうエピソードを「賢の側から」描写したものが
タッグ~D‐1です。

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■参考:D‐1のエンディング

>あれから一週間経った…
>まだリョウさんは帰って来ない

>きっとリョウさんは新しい冒険をしているんだと思う
>根拠は無いけど、そんな気がするんだ…
>あの人は僕と違って本当のテイマーなんだ
>どんなところにいっても
>どんな世界であっても…
>それがデジタルワールドであるかぎり
>きっと誰かがリョウさんを必要とすると思う…
>だから本当に思うんだ
>何年先になるか分からないけど
>きっと、また会えると思う…
>そのときは見たこともないデジモンを連れて
>「よう! またせたなケン」とか言って
>帰って来るんだ…
>そんな… 気が するんだ…

>THE END
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逆に、これを「遼の側から」見てみると、
大事な「弟分」が自分を庇って重傷を負った話です。

このとき遼はこう思ったんじゃないですかね?
「賢を守れるくらいもっと強くなろう」って。

ちょうどそのタイミングで、D‐1大会に誘われた。
「強さ」を求めて、無理してでも参加しますよ。
ひょっとすると、後悔や自罰的な気持ちも在ったかもしれない。
だからD‐1の最後に、賢の回復を待たず、誰の助力も得ず、
1人で戦おうとしたのでは?

しかしこの話が「賢の側から」描写されているために、
遼が本当は何を考えていたか読み取ることはできません。

できないんですよ!!!!!!!

続きました。
ディーワンテイマーズは「蠱毒を作る話」だった説。

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Dー1は蠱毒。でなければ、あれだけ戦闘員が集まったのに総攻撃しかけない理由がない。リョウ「が」単独で乗り込まなければならない理由はリョウ「には」ない。賢の怪我の回復を待って、二人で行ったって良かった。
5/28 8:07
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■蠱毒とは
器の中に多数の虫を入れて互いに食い合わせ、
最後に生き残った最も生命力の強い一匹を用いて呪いをすること。
ダブルミーニングで「孤独」の意味を重ねることがある。
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ゲーム内で、デジモンは「ジョグレス」で強くなります。
獲ったデジモンをどんどん合成して強くしていくシステム。

要するに、D‐1の秋山遼は蠱毒の手法で強さを手に入れていたのです。

そうして勝ち上がって優勝すると、真実が明かされます。
D‐1トーナメントは、遼を蠱毒化するための仕組みだった、と。
作中では「蠱毒」なんて言っていませんが、


>気付いていなかったのか?
>このD‐1大会は全て、
>お前というテイマーを鍛えるための
>修行のようなモノだったんだよ

>騙してごめんね、リョウ


最強のテイマー(蠱毒)を作ってミレニアモンにぶつける、
それが四聖獣の本当の目的でした。

ゲームの元ネタ、モチーフは何か?という自問自答。
続きます。

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昔話とかお伽話とか、その手の「物語の類型」に乗っ取って作られている話だろうな、という直感は以前からあります。そもそも無印が南総里見八犬伝でしょう? フロンティアは多分銀河鉄道の夜と何かもう1つ。ブレイブにもなにか元ネタがあるはず
(※注:無印のモチーフには十五少年漂流記も使われている)

D-1大会とジョグレスは蟲毒で呪術という話は以前していて、ブレイブは浦島太郎でデジタマが玉手箱とすると、デジタマ孵したら停滞時間が解放されて一気に加齢、鶴になって飛び去るENDがかなり私の中で熱い。
6/12

浦島太郎が当たりっぽいぞ。浦島太郎の顛末には諸説あって定説が無いそうな。亀を助けたら元の故郷に帰れなかった話。乙姫=竜王で、得たのは感謝のおもてなしと開けてはならない箱が1つ。

ブレイブは玉手箱を持って帰った話で、帰ってもそこは元の故郷ではなく、テマは玉手箱を開けた後の話。開けた後は翁になり、死んで消えるか不老不死になる かの2択。ぱっと見死んでないから不老不死の方。浦島太郎は二度と竜宮城や元の故郷へ戻れなかったっぽいので、つまりバッドエンドだ!

あ、デジタマの中身が大きいつづらと小さいつづら…? 常に小さい方を開けなきゃならない的な…

「善」を選択し続けなければ破滅するのか… 凄いなそれ。ゲーム内で大きいつづらを開けられるのに、だぞ…? それで結果が正義のヒーローなあの究極進化? やばい… 殉じてる…
6/13
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post内「大小のつづら」の元ネタは「舌切り雀」。
大=ズィードミレニアモン(開けたら破滅)
小=モノドラモン(「善」の象徴)


「物語の類型」(ウラジーミル・プロップ『昔話の形態学』より)
ここではいわゆる桃太郎(旅立ち→試練→報酬→帰還)の形式を念頭に置いています。
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